最近古いデジカメを集めるのにハマってる。フロッピーディスクに記録するデジカメ「デジタルマビカMVC-FD7」と出会ったことをきっかけにオールドデジカメの魅力にハマっていった。
初期のデジカメの記録メディアは様々。スマートメディアやコンパクトフラッシュなどを使うものは良い。内蔵メモリにしか記録できないタイプはちょっと厄介。

QV-100はQV-10Aの後継機として1996年にカシオから発売されたデジカメ。USBが普及する前のものだ。
USBではなく何を使って取り込むのかというと、RS-232Cだ。
QV-Linkというアプリと自作のケーブルを使ってWindows11のPCで写真を取り込むことができたので、メモとして残しておく。
QV-Linkアプリを入手
本来はパソコン接続キットに付属するCD-ROMからインストールするのだが、入手が困難なため、インターネットアーカイブから拝借した。
このisoファイルに含まれるインストーラーは16bitアプリケーションのため、64bit版のWindowsでは実行することができない。なので、一度Windows XPのマシンで実行して、必要なファイルを取得した。

そして、取得したファイル群がこちら。
リンクケーブルを作る
必要なもの
- 2.5mm TRSフォーンプラグ
- USB-シリアル変換基板
- 線材
2.5mm TRSフォーンプラグは別のデジカメ用のテレビ出力ケーブルを用いた。シリアル変換は秋月のCH340E USBシリアル変換モジュール Type-Cを使った。
次のように結線する。もしかしたらRXとTXが逆かもしれない。
- T RX
- R TX
- S GND
取り込む

リンクケーブルをPCに接続する。接続したらデバイスマネージャーでCOMポートの番号を調べる。
QV-Linkを起動し、File > Preferences > Communicationで設定を開く。Speedを115200にし、Portを先ほど調べたCOMポート番号にする。デジカメを接続して電源を入れ、Testを押し、エラーが出なければ準備OK。
Get from cameraをクリックし、しばらくすると取得する写真の番号を選ぶ画面になるので選ぶ。そうすると取り込みが始まり、取り込みが終わると写真が子ウィンドウとして表示される。
File > Save as...からJPEG等で保存ができる。
おわり
QV-100のシリアルポートでの取り込みは設定が面倒でうまくいかないこともあり、時間もかかる。得られるファイルも形式が特殊で「撮った時点でもうフロッピーにJPEG入ってる」デジタルマビカがいかに便利かがよくわかった。